FXでルールを守れない理由。ルールを破るのは人の本能として当然のことだった!

FX

こんにちは、タツヤです。

FXでルールを破ってしまう理由を徹底的に考えてみました。

考えてみたところFXトレーダーの抱える根本的な矛盾点を見つけ、自分があんなにルールを守れなかった理由を理解することができました。

ルールをどうしても守れない理由

稼ぐためにはルールを守らなければならない

この原則に異論があるトレーダーはいないと思います。
では稼ぐためにはルールを守ればいいとわかっているトレーダーがルールを守れないのはなぜでしょうか?

トレーダーの持つ二つの欲

トレーダーは二つの感情を持っています。

  • お金をより多く稼ぎたい
  • お金を失いたくない

1つ目の『お金をより多く稼ぎたい』はトレーダーがFXでトレードをしている理由です。当然の感情だと思います。

2つ目の『お金を失いたくない』は人間として生きてきて、自分のものは大切にする、自分のものがなくなったら悲しい。これも当然の感情です。

ある意味、この『より多くのものが欲しい』『得たものは失いたくない』という二つの感情は人間が努力をしたり幸せを感じるために人生を通して身に着けてきた人間としての土台となる感情です。

そしてこの2つの感情に基づき、トレーダーはこの取引ルールを作ります。

より多くのお金を稼げるようにルールを工夫し、なるべくお金を失うことのないようにルールを改善します。

しかし、実はここにFXでトレーダーがどうしてもルールを破ってしまう決定的な矛盾が潜んでいます。

この矛盾点に気が付かずにトレードをすると以下のようなことが起こります。

  • より多くのお金を稼ぐためにルールを破る
  • なるべくお金を失わないためにルールを破る

人間としての本能的な優先順位

人間の行動の中で一番優先度が高いのが、『反射運動』です。

  • ものが飛んできた時に目をつぶる
  • 虫が顔に張り付いたら手で払う

この反射運動は、人の思いや考えを上書きする力を持っています。

学校の朝礼で気を付けをしています。

手は体の側面にあるべきですが、蜂が飛んで来たら手を動かしてしまいます。
全校生徒の模範になりたいと意気込む生徒会長ですら、蜂が飛んで来たら手を動かしてしまいます。

それほど朝礼での姿勢に興味のないせいとなら、走って逃げるかもしれません。

トレードの時にはこれと同じことが起きて、トレーダーはルールを破ります。

トレーダーが取引ルールを守る方法は、取引ルール以外にあらかじめ『自分がルールを守れるようにするためのルール』を作っておくことだと僕は思っています。

トレーダーがルールを守れない理由は、『ルールを守ることでお金を失うと思ってしまう瞬間があるから』でした。

より具体的にいうと、『ルールを守ることでお金を失ってしまうと思うときに湧いてくる感情』がトレーダーがルールを守れない原因です。

損失に対する恐怖、ルールに対する不信感、機会損失にたいする焦り、取り返したいという過去の利益に対する執着心などなどです。

ではどうしたらいいのでしょうか?

まず、そのルールで自信を持って稼げるという検証が終わるまでは資金管理のルールを作りしっかり守りましょう。

人の感情が表に出てきてルールを破り始める共通のキーワードは『想定外の』です。想定外の損失、想定外の連敗、想定外のトレンド、想定外のスリッページ、、、などです。

なので十分な経験値を積んで想定外のことを一通り経験するまでは資金管理ルールを厳しめに設定してちゃんと守りましょう。

また起こりうる想定外のことが起きたらどう行動するかをメンタル管理ルールとして決めておきましょう。

一例ですが、僕のメンタル管理ルールの想定外リストには、『スプレッドが60pipsに開いているのに気づかずうっかりエントリーしてしまう』という項目があります。

以前大きく損を出したルール破りがスプレッドが25pipsまで開いていて、その損失を許せずに取り返そうとしたことがきっかけになっていたからです。

そしてその時には『すぐに決済する、そして想定外口座からその時の損失プラス10%を入金して良い』というルールがあります。僕は予想外の損失が出たときに、お金が減ると精神的にやっぱり辛いので、そういう時にお金を入金できる予備資金口座を準備しています。またプラスマイナス0ではなく、すぐに決済出来たらお金が10%増えるというルールにしてあります。こうすることで精神的に楽に想定外に対処することができます。

また記録管理ルールを作って自分がどんな状況でルールを破り始めるのか過去の失敗の状況を記録して、それを定期的に見返すようにしましょう。

その他にもいろいろありますが、それは各ページで具体的に解説していきたいと思います。

まとめ

FXでトレードする以上、ある程度の負けや連敗は覚悟しましょう。

自分の手法にはどのくらいのドローダウンがあるのかを検証により理解します。

また常に想定外のことが起こることを想定して、それでもさらにその想定外が起こってしまうことを想定しておきましょう。そうすればだいたい大丈夫です。

人の感情は『お金を失う』という状況に対して非常に敏感に反応します。

ルールなんとなく守ってもダメです。なぜならルールを守ることがお金を失う原因になると判断した時、自分自身がお金を守るために喜んでルールを破るからです。

大損しないためには二重三重に決め事を用意して自分がルールを破る瞬間に備えなければなりません。

資金管理ルールやメンタル管理ルール、記録管理ルール、その他にも感情が表に出てこないような取引をするための手法そのものにも工夫したルールを作っておかなければなりません。

FXにおいて『ルール』が一番大切です。

『ルールを守れば稼げます』

勝てるようになるにも、大損しないためにもとにかくルールがなければ、人は本能的に損する方向に良かれと思って動いてしまいます。こういう心理的な動きを経済心理学ではプロスペクト理論と呼んだりします。

ルールをしっかり作り、ルールを守り、お金を稼ぎましょう!

以上