【経験談】すぐに稼げると思って大失敗。FXの近道は『謙虚』であること。

FX

すぐには稼げない

僕が実体験から学んだことをお教えします。
FXはすぐに稼げるようにはなりません

短期間稼ぐことはできます。
しかしその後、大きな損を出して結局振り出しに戻ってしまう方が大多数だと思います。

ネット上で半年とかで何百万という話はあると思いますが、あれはネットの情報です。嘘ではないかもしれませんが都合のいいことは省かれていると思います。

僕も、『大学2年生の夏にFXを始めて、その月の半ばから一日8万円前後稼いでいました。』とか『FX初めて3ヵ月目で1日のトレードの収益が30万円を超えていました。』と言うことはできます。

ただこれは事実ですが、正直な話ではありません。

その前後には大損がありますし、当時の手法も使いこなすことができずに機能しないと判断して使うのをやめてしまいました。

始めに友達からお金を借りて、レバレッジ200倍とかでトレードしていたというだけです。一日100~200pipsは簡単に動く高ボラリティの中で、25枚で30pipsくらいとって7万5000円みたいな。

マーチンゲール法のようなトレードをしていたので、連日勝ちまくっていました。

しかしボラティリティがなくなるとマーチンゲール法のようなトレードで取り返せなくなり、利益以上のお金を吹き飛ばしてしまいました。

というように、確かに短い期間で稼げるようになっている人はいます。
しかし稼ぎ続けている人はかなり少ないんです。

僕自身もそれほどできの良いトレーダーではなかったと思うので僕を基準にするのもどうなのかな、とは思うのですが、これまでいろんなトレーダーに話を聞くと結局正直なところは『FXは時間がかかる』ということで間違いないです。

僕の経験

僕は『すぐに稼げるようになりたい代表者』のようなトレーダーでした。

だから本やブログで手法を調べて、ある程度過去のチャートとかを見て「これはいけそうだ!」と思うと、少ない数量で取引することが損しているような気分になっていました。

いい手法を見つけたのに少ない数量で取引するのはもったいない、と思っていました。

だから検証などはせず、いきなりできる限り大きい数量で取引していました。

負けることは考えるのですが、『いい手法だから少なくともプラマイゼロにはできるだろう』と考えていました。

そう考えてしまうのにも理由があって、どんな手法を使っても結局いつも大きな損を出すのはルール破りのトレードが原因でした。

『今度こそルールは完全に守る!だから大きく負けることはないだろう!』

という判断だったのです。

結果は散々なもので、なんかトレードできないくらいお金を失ったかはわかりませんし、今覚えば本当に惜しいところまで手法を育てていたのに、ドローダウンに耐えられずルールを変えてしまったり、平常心を失い大損したりもったいないことばかりしていました。

毎週もしくは毎月大損を繰り返すのをやめるまでに3年以上。

稼げるようになるまでには、5年半くらいかかりました。

途中、数か月間毎月数十万稼ぐことができたり、半年くらいプラス収支で数百万稼げたこともありますが、結局いつも大損していました。

トータルしてFXで稼げるようになった!と思えたのはFXを始めて5年半後くらいでした。

こんなに時間がかかってしまったのは結局のところすぐに稼ぎたいと思いすぎたことが原因だと思います。

すぐにすぐにと思うと、早く結果を出したいのでルールをころころ変えたくなるし、新しい手法をどんどん増やしていきたくなります。またじっくりと検証をして相場について考えたり学んでいく時間をとることができません。

本を読んでも相場について学ぶというよりは、手法を考えてばかりで、偏った考え方でずっと相場を学んでいました。

正しく相場をみることはできていませんでした。

僕が時間がかかることを受け入れることができたのは、一時数百万まで増やしたお金を一気に17万円まで減らした時です。

この17万円という数字は決して忘れません。

本当に間抜けな経験でした。

毎日10万前後稼いでいたのに、17万円。ドル円で3枚、ポンド円だと2枚しか取引できない、、、と思いバイトを始めて半年くらいお金を貯めました。トレードもそんな小さな額でやっても意味ないと思いトレードからも離れていました。

このトレードから離れたのがよかったのだと思います。

その期間に死ぬほど反省しました。そして原因を考えました。

その時僕はもう上級トレーダーのつまりまんまんでした。

そんな中気が付いたことがあります。

メンタル部分や相場との向き合い方にほんの僅かでもスキがあると、長いトレード人生の中で絶対にお金を吹き飛ばす瞬間がくるということを経験と共に確信しました。

ほんの僅かでもダメなんです。ほんの僅かでもそこの確かに存在するなら長いトレード人生の中ではいつかかならず大損を招き入れることになるんです。

そしてそれに気が付いた僕が、再度トレードを取り組む時に誓ったことが、『早くお金を増やそうとはもう思わない』ということでした。

トレードで勝てるようになってもずっと克服できていない心の隙でした。

稼ぐための近道はトレーダーとしての『謙虚さ』

ある女性トレーダーと知り合いになったことがあります。

その人はすごく謙虚なトレーダーでした。

結構な額を稼いでるにも関わらず、お金を使うことはあまり好きではなくて、自慢話よりも苦労話を好むタイプのトレーダーです。

いつも苦労話をしているトレーダーでした。

しかし、その方はまだFXを始めて当時1年ちょっとくらいでした。

話を聞くと、2ヵ月目からプラス収支を出していてそれから毎月トントンかプラスという中で手法を確立して資金を増やしてそこまできたということでした。

こんな人本当にいるんだなと思いました。

大損という大損はしたことがないトレーダーでした。

本人によると、トレードを始めて何回目かのトレードで損切りができず、数日間塩漬けにしてしまい12000円くらい大損してしまった、とかルールを守れず25000円大損したとか話してくれます。

大損の規模が全く違うんですよね。

そして大損の考え方もすごく違うんです。

僕たちが塩漬けして数十万吹き飛ばす話をすると、『すごいですね、心が強いんですね、私には耐えられません』と話してくれます。

彼女からすると塩漬けできること自体がすごいことという感想になるんです。

そんなの怖くてできないというんです。

この考え方は、僕にとってもすごく勉強になりました。

その女性トレーダーは、お金を増やす喜びより、お金が減る恐れの方が圧倒的に勝っているトレーダーなんです。

だから2ヵ月目からプラスといっても、たしか700円とか800円とかだった気がします。3か月目も4ヵ月目も一万円は超えていませんでした。

『もっとたくさん早く稼ぎたいと思わなかったんですか?』と聞いたことがありますが、『わたしなんかには絶対無理です!プラスになったのも奇跡みたいなただの偶然なのに!』とびっくりされます。

それでも、その数百円ですごく満足して、すごく感謝して大きく勝てるようになったそうです。

増やすことを求めるより、減らすことを恐れる

そしてトレーダーはとにかく謙虚であること。

少しずつ、確実に。自分の力を過信しない。僕は本当に学びました。

まとめ

今回はFXで勝てるようになるのに時間がかかるということを解説しました。

僕の経験と、知り合いの超絶謙虚な女性トレーダーの話をお伝えさせていただきました。

FXを始める理由は、『簡単にお金を稼げるから』だと思います。

そういう宣伝の仕方をFX会社もwebサイトもみんなしているのでしょうがないと思います。

それぞれ口座を開設して取引してもらったり、メルマガやライン、情報商材を登録したり買ったりしてもらわないといけないのでしょうがないと思います。

簡単にお金を稼げると宣伝われて始めたのだから早く利益が欲しいと思うのは自然なことだと思います。

僕もこのブログを作っていて思いますが、すぐ勝てる、すぐ稼げるという方向性の記事やタイトルはいかにも魅力的です。

ですが、このブログの目的は『FXで稼ぎたい人に読んでもらい、本当に稼ぎ続けることができるようにすること』です。

だから運が良かったり先ほどの女性トレーダーのように特殊な素質がある人向けには書かず、僕のようにしょうもない欲の塊であせりまくりポジポジしまくるトレーダー向けに厳しく書こうと思っています。

FXは正しく努力を積み重ねていけば、必ず勝てるようになります。

期待値のプラスの行動をとり続けていけば必ず勝てるようになるんです。

しかし、近道はないと思った方がいいと思います。強いて言うなら近道がないと本気で思えることが近道です。

大変な道ですが、一つ一つしっかり学び身につけていきましょう!